タイ中央銀行は４日の政策決定会合で、インフレ加速に加え、今月の総選挙を前に個人消費が回復している兆候があることから政策金利を

　　　　　3.25％に据え置く

ことを決め利下げが見送られた。

　第３四半期のタイ経済は、輸出と消費の回復が支えとなり、市場予想を上回る成長率となった。

　タイ中銀は１月以降、５回の利下げを実施。食品や燃料が値上がりし、11月のインフレ率は３％と10カ月ぶりの高水準に達した。

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