ショイブレ財務相（ドイツ）は１３日、２０１３年に創設が予定されている
　　　欧州安定メカニズム（ＥＳＭ）
の規模について、欧州のセーフティネットである
　　　７５００億ユーロ
を実際に利用可能にすることを確実にするかどうか協議し、考えていく必要があると理解しているものの、これを協議することは時期尚早であると述べた。
　また、現行の救済基金の規模拡大は現実的ではないとの見解を示した。→ ranking

　さらに、救済基金の
　　　利用が１０％にも満たない段階
で基金の拡大をめぐり協議を開始することは、誤った懸念を引き起こしかねないとの見方を示した。
　
　また、ユーロ圏加盟国は３月に救済に関する包括的なパッケージをまとめることを目指しているとした。→ ranking
　　
　信用崩壊に対する市場におけるリスク懸念の解消を図る必要があるため、これをけん制する意味から見れば当然のことだろう。
　
　　

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