中国外務省の劉為民報道官は、9日の定例記者会見で
シリア反体制派の代表団
が今週、中国を訪問し
テキ雋外務次官
と会談していたことを明らかに、し中国はシリアの反体制派グループとの接触を維持していくと述べた。
中国が反体制派との接触を認めたのは、国連安全保障理事会でシリア非難決議にロシアとともに拒否権を行使した後では、これが初めてとなる。
中国が安保理で拒否権行使を欧米諸国から非難されていることに対して、中国は、同国が
シリア国民の長期的利害
のために努力していると反論した。
また、今週に入り、シリア情勢を協議するために
中東に特使の派遣を検討
していると明らかにしていた
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ひとこと 石油利権等の獲得の思惑もあり、北アフリカのリビアの紛争では体制側をロシアや中国が支持した影響が、政府転覆後の権益等の縮小につながっている。
こうした政治上の判断ミスともいえる行動を一部修正した感じだ。
シリアの問題は、単に同国だけでの問題ではなく中東全体に民主化の嵐が拡大し同地域の不安定化を招く恐れがある。
OPECの力を弱めるチャンスにはなるが、欧米寄りのサウジ等の専制国家においてもデモが起きており、軍産複合体である米国の武器の輸出先が消え去る可能性も考えられ難しい対応になるだろう。
イエメンの政治情勢は混沌としており、暗殺未遂等で国外に治療目的で出ているサレハ大統領の処遇等を見れば明らかだ。
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