ＮＹ時間帯、外国為替市場では週間ベースで円が米ドルに対して５月以来最大の上昇を記録した。
　また、対ユーロでは１年ぶり高値に上昇した。

　午前に発表された８月の米雇用統計で８カ月連続の雇用者減が示されたほか、投資家が低金利の円で資金を調達し、高金利通貨で運用するキャリー取引を解消したのが円上昇につながった。

　円は週間ベースで世界の主要通貨に対して上昇している。

　信用市場での損失が世界的なリセッションを招くとの懸念がある。

　豪ドルやＮＺドルは、株式と商品の下落に伴いキャリー取引が解消されるとの見方が強まり、２年ぶり安値に下げた。
　　　　

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