2025/02/12 14:43
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トランプ米政権は7日、イスラエルに対する 総額約74億ドル(約1兆1000億円) の兵器売却を承認し、議会に通知したと発表した。 売却を決めた兵器の中には、バイデン前政権が輸出を一時停止していた大型爆弾も含まれる。 バイデン前政権は昨年5月、イスラエル軍がパレスチナ自治区ガザの最南部ラファへの本格侵攻を強行する中、 無誘導爆弾「MK84」 などの輸出を一時停止していた。 民間人の犠牲者増加を懸念していた。 PR |
2025/02/11 08:04
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JPモルガン・チェースのチーフエコノミスト兼グローバル経済調査部門責任者 ブルース・カスマン氏 は関税だけが懸念事項ではないと指摘した。 不法移民の強制送還は25年の米成長率を0.5ポイント下押しする恐れがあるほか、連邦政府の契約業者に対する最 大1兆ドル(約152兆円)の支払い が打ち切られれば、経済に重大な影響を及ぼし得ると続けた。 そのため、米成長見通しが引き下げられる可能性は数週間前より高まっていると指摘した。 また、同行のエコノミスト陣は3日付のリポートで、おそらく意図せずして「政策ミックスが企業に優しくない方向に傾いているリスクがある」と述べている。 法人減税や規制緩和といったトランプ氏が掲げる成長促進策の実現はまだ先になりそうだ。 上下両院の多数派を僅差で握る共和党では、トランプ氏が求める減税をどのように実現し、財源をどう手当てするかについて、まだ検討を始めたばかりの段階にある。 そのため企業や家計の支出計画に減税の影響が表れるのは早くても来年以降になるとの見方が出ており、トランプ政治の効果が出なければ劇場型政治家の打ち上げ花火が大きいため、中間選挙で共和党の後退は避けられず。トランプ政権がレームダック化していくことになるだろ。 |
2025/02/11 01:39
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フランス検察は7日、汚職事件で有罪が確定した サルコジ元大統領(70) に、行動監視のための電子ブレスレットが付けられたと明らかにした。 禁錮刑の代わりで、大統領経験者への執行は初めてとなる。 サルコジ氏はこの日、自宅で足首にブレスレットを装着した。 監視期間は1年で、午後8時~午前8時の夜間・早朝は外出を原則制限されるという。 2007~12年に大統領を務めたサルコジ氏は退任後の14年ごろ、自らの不正疑惑に関する捜査情報を聞き出そうと、当時現職だった判事に利益供与を持ち掛け、贈賄罪などに問われた。 破棄院(最高裁)は24年12月、同氏の上告を退け、一、二審の有罪判決が確定した。 |
2025/02/10 07:44
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イングランド銀行(英中央銀行)のチーフエコノミスト ヒュー・ピル氏 は7日オンラインブリーフィングで、同銀行が6日の利下げを決めた 金融政策委員会(MPC) で、一部委員が大幅な利下げを支持したことについて、政策変更を急ぎすぎているとの考えを述べた。 ピル氏は、MPCはインフレに対する勝利宣言はまだできないと述べた。 ピル氏は7日「まだ仕事が終わったと宣言できる状況ではない。引き続き、制限のある金融政策スタンスを維持する必要がある」と強調した。 ピル氏の説明によると、MPCでの意見の主な相違点は、景気減速が需要の低迷によるものか、供給の減少によるものかという点だった。 ピル氏は「より速く、より多く、より即効性のある削減を主張する委員もいた。私は、彼らは需要主導のストーリーにより重点を置いていると思う。その他の者は、より根底にある供給要因を重視している」と述べた。 今回のMPCでは委員2人が0.5ポイント、残りの委員が0.25ポイントの利下げを支持し、政策金利は4.75%から4.5%に引き下げられた。昨年から利下げに最も強く反対し、イングランド銀行で最もタカ派的と見られてきた キャサリン・マン委員は0.5ポイントの利下げを主張し、市場を驚かせた。 ピル氏は「今わかっていることを踏まえると、少なくとも私としては、『段階的かつ慎重に』という方針は、一部の同僚がそうするとしても、拙速に金利をより大きく動かすことにはつながらない」と述べた。 ベイリー総裁は6日、表決の分裂を過度に解釈する動きについて、投資家の ハト派的な反応は理解できる としながらも「表決に過度に重きを置くべきではない」と市場をけん制した。 |
2025/02/10 07:14
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トランプ米大統領は10日に全ての鉄鋼とアルミニウム輸入への25%関税を発表すると述べた。 大統領はこのほか日本製鉄について、 USスチールの過半数株を取得できない と明らかにした。 トランプ氏は9日に大統領専用機で記者団に対し、鉄鋼とアルミへの関税は全ての国からの輸入に適用されると発言したものの、具体的な発効の日程は示さなかった。 トランプ氏の発言を受けて、アジア時間10日午前の取引で米ドルが他の主要通貨に対し上昇した。 このうちオーストラリア・ドルは対米ドルで下落幅を拡大し、一時0.4%安の1豪ドル=0.6248米ドルとなった。 一方、米ドル・円は一時0.1%安の1ドル=151円26銭で取引された。 |
2025/02/09 14:38
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トランプ米大統領は7日、日米首脳会談後の共同記者会見で、高関税の貿易相手国に同水準の税率を適用する「相互関税」を導入する考えを表明した。 10日にも正式発表する。 トランプ氏は石破茂首相との会談冒頭で対日貿易赤字に触れ、「(貿易収支を)均衡に戻したい」と赤字解消に意欲を示した。 相互関税の詳細は不明だが、他国が10%の関税を設定している場合、米国もその国に10%を課す考え方とみられる。 トランプ氏は会見で「ある国が多く関税を課すなら、われわれも同様にする。それが唯一公平なやり方だ」と説明した。 トランプ氏は昨年の大統領選で、米国の関税率が他国より低いために安価な輸入品が流入し、米国民の雇用喪失や賃金低下につながったと主張、「トランプ相互通商法」の制定を提唱していた。 |
2025/02/08 06:17
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欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバー クノット・オランダ中銀総裁 は2日、オランダ公共放送NPO1のインタビューで「ECBの金融政策は現在、依然として経済活動を抑制している」と述べ、「しかしインフレ率が2%に戻れば、その必要はなくなる」とし、「徐々にブレーキペダルから足を離す」ことが可能になると続けた。 消費者物価の伸びがECBの目標に戻れば、 金利を通じた景気抑制策を当局として止めることができると述べた。 クノット総裁はECB内でタカ派で、「インフレは望ましいとみている2%に向かって年内に戻る道筋にある」と語った。 トランプ米大統領が欧州連合(EU)に追加関税を課す意向を示していることについては、EUは関税問題で米国に「いいようにされてはならない」と言明し、対抗措置を講じる可能性がある。 EUは「4億人の消費者がいる強力な貿易圏だ」とし、「より力強く、より競争力のあるEUにしなければならない」とも語った。 |
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