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2009/02/04 20:27
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武藤敏郎大和総研理事長は(前日本銀行副総裁)の講演(4日午後) 昨年10-12月の実質GDP(国内総生産)成長率は 前期比年率マイナス11-12% と予想していると述べた。 大和総研では前年度比マイナス3.8%と予想しているが、足元のデータをみるとこれをさらに下回る事態もあるのではないかと語った。 1月22日開催した日本銀行の金融政策決定会合では経済・物価情勢の展望(展望リポート)の中間評価を行い、09年度実質GDP成長率はマイナス2.0%との見通し(中央値)を示している。 武藤前副総裁は09年度成長が日銀の見通しを大幅に下回る可能性を示唆した。 米国の財政赤字についても言及し、オバマ新大統領の下で検討されている財政出動を勘案すると 対名目GDP比で11%くらい になると述べた。 しかも、財政支出をいったん始めると切るのは難しいため、財政赤字の拡大は長期化すると指摘した。 米国は基軸通貨国なのでファンディング(資金調達)に問題があるとは思わないが、そこまで財政赤字が膨らむと米ドル安、長期金利の上昇の圧力を常に抱えることになると述べた。 PR |
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