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2006/11/03 06:27
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トリシェ総裁(欧州中央銀行 ECB)の会見(2日) 場 所 定例理事会後開催の恒例記者会見 (発言概要) ユーロ圏経済がECBの見通しどおりとなれば、さらなる金融緩和の削除を行なうことを保証する。(前回も同様の発言) 12月以降の利上げの道筋を残した。 足もとは原油価格の下落によって前年比較でインフレは低下したと述べた。インフレは06-07年にかけ、高止まりが予想されると指摘した。 また、インフレは短期的に振れやすくなるため懸念している。 ( 質疑応答) マネーと信用の伸びを非常に注意深く監視していく(very very careful monitoring)と発言した。 流動性が過剰である点から、引き締めを続ける可能性を示唆している。 一方で、07年以降の金融政策については ECBは必要な全てのことを行なっていく と述べるに止まり、具体的な方向性を明らかにしていない。 また、ビーニ・スマギECB理事が10月25日に 利上げサイクルの早期終了には慎重となるべき と発言した点について 個人的な見解であり、理事会全体のものではない と指摘したことで、年明けの金融政策については自由度を保ったかたちだ。 PR |
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