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2008/01/08 05:37
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ロックハート総裁(アトランタ連銀)の講演(7日) 場 所 アトランタ (発言概要) 今年の重要な問題は住宅と金融市場からの悪影響が今のところ経済全体にどの程度波及し、これからどのくらい波及するかだ。 経済の負の側面が勢いを増していると指摘したうえで上半期は弱い成長になるとの見通しを示した。 政策決定者は、状況がどうなろうと現実的に対応する必要があるとの見解を示した。 また、経済活動の減速を示す兆候が増え、雇用者数の前年比の伸びはかなり減速していると指摘した。 ウォール街関係者からは市場悪化の波及とタイトな金融状況の成長への影響について懸念の声が挙がっている。 一方、実業界関係者からは 景気は減速しているものの、底堅さを示している との印象を得たとも述べた。 経済の不透明感が高まっていると指摘したうえで、基本予想としては2008年上半期に弱い成長となり、下半期から2009年にかけてゆっくりと回復するとの考えを示した。 ただ、この見通しは住宅市場が予想されている以上に悪化せず、金融市場が安定することが前提になっていると付け加えた。 さらに、高いインフレ水準には困惑している」とし、緩やかな物価上昇を予想する自身の見方は 楽観的過ぎる かもしれないと述べた。 PR |

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