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2006/11/06 19:40
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シェイク・アブドラ総裁(カタール中央銀行)の発言(5日) カタール中銀は外準保有の割合についてユーロの比率を40%まで引き上げる可能性がある一方、米ドルの比率を90%まで高める可能性もあるとしていたものの旧来の運用方針に変更がないとの見解を表明した。 10月27日に発表された米GDP以降、米ドルが主要通貨に対して全面安となる傾向を受けて、カタール中銀の保有比率の変化が注目されていた。 同総裁は「同じ外貨準備政策を継続している」と述べ、運用政策の変更を否定した。 アラブ首長国連邦(UAE)は先週米ドルの保有率を引き下げる可能性を示唆するなど、中東諸国の中での米ドル離れの動きは継続中である。 各国中銀のドル離れを示唆したグリーンスパン前米連邦準備制度理事会(FRB)議長の先月26日の発言後、市場が外貨準備について神経質となっているだけに、引き続き各国中銀の外準操作の動向には注意が必要だ。 PR |
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