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2009/12/03 04:45
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ダーリング財務相(英国)の発言(2日) 要 件 英紙タイムズへの寄稿 金融センターとしてロンドンの地位が低下すれば 欧州の利益が損なわれる との考えを示した。 ほかの諸国が好もうと好まざると、ロンドンは真の国際金融センターとして、ニューヨークの唯一のライバルだとし、欧州にはほかに、同程度に幅広いサービスを提供する金融センターはない。 近しい欧州のパートナーとともに繁栄することは、欧州全域の利益だと論じた。 EUは先週、フランスの外相や農相を務めた経験のある ミシェル・バルニエ氏 を欧州委員会の次期域内市場・サービス担当委員に指名した。 サルコジ仏大統領はこれについて、英国の敗北だと発言していた。 EUは域内全域を対象とした金融機関監督機関の創設など金融監視制度の改革に取り組んでいるが、銀行救済の措置などをめぐっても英仏は対立していた。 ロンドンがマーケットの中心としなくとも、フランクフルトがやアントワープなどEUの金融センターを設置する場所はいくらでもあり、英国の驕りというべきか、落日を追いかけているようなものに見える。 PR |
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