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# 成長鈍化と失業率上昇で融資意欲が一段と低下?
2008/11/04 01:23
 ラッカー総裁(リッチモンド連銀)のイスラエルでの会議での発言

 米国経済の成長鈍化と失業率上昇が銀行の

     融資意欲を一段と低下させる可能性

があるとの見方を示した。
 現時点では、経済環境の悪化が信用収縮の原因として、金融市場混乱による直接の影響よりも大きな役割を演じている。
 来年に景気が回復するとの予想は

     妥当だ

とし、景気が拡大軌道に戻った際にインフレ期待上昇を防ぐことが金融当局の仕事だとの考えを示した。
 米国経済の回復が始まったとき、景気が完全に立ち直るまで政策金利を低く保つことが、多くの場合最も抵抗の小さい選択肢となると指摘した。

 特に、この景気後退期中に将来のインフレに関する予想が高まらないようにすることが最も重要になることを強調した。

 米連邦公開市場委員会(FOMC)は景気減速に対応し、10月29日にフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を半世紀ぶり低水準に並ぶ1%に引き下げた。
 ただ、エコノミストの間には追加利下げを予想する向きもある。

 
 

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