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2008/10/22 20:34
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投資家であるマーク・ファーバー氏の講演(22日) ニュースレター「グルーム・ブーム・アンド・ドゥーム」を発行 場 所 ロンドン (発言概要) 金融安定化法による金融機関等への資金提供により資金確保の債券増発により将来、米国の歳入のすべては債務の利払いに充てられるようになる。 こうした解決策は紙幣増刷しかないが、結果としてハイパーインフレーションを招き、米ドルの価値はなくなるだろうと予想した。 つまり、政府の債務負担が増加し、支払い能力を上回るため、米経済は最終的に破綻すると語った。 米ドルが今後3-6カ月、強含んだ後、長期的な下落基調が始まると予想した。 リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが破綻した9月15日以降、金融混乱が深まる中 安全資産として米ドル建て資産の魅力 が高まったため、主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE)のドル指数は8.1%上昇している。 ただ、08年度の米財政赤字は4550億ドルと過去最高を記録しており、それまでの最高は04年度の4130億ドルだった。 財務省は金融安定化策として7000億ドルを使用する予定で、09年度の赤字額がほぼ4倍の約2兆ドルに増加するとみられる。 ファーバー氏は今後3年以内ではないとしながらも、米国は破綻への道を進んでおり、この予想には強い自信がある。紙のお金は価値を失うだろうと述べた。 PR |
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