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2008/06/25 20:30
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ノワイエ総裁(フランス中央銀行)の書簡(25日) 欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー ECBがインフレ期待を安定化させることで、金融政策が効率的に経済成長に寄与することが可能であり。 インフレ抑制に向けた取り組みが景気拡大に貢献できるとの認識を示した。 金融政策でインフレを抑制できないとみなされた場合、一般家庭や企業、金融市場は賃上げや高い投資収益率を求めることになる。 そのため、われわれはインフレ期待を確実に抑制することを望んでおり、政策委員会が警戒状態にあることを示唆した。 今年の世界の経済成長率については、景気へのリスクが残るものの、平均で約4%となる公算が大きいとの見通しも明らかにした。 また、主要7カ国(G7)が世界の為替市場での 秩序のない変動 の減少に向け、為替相場の柔軟性向上を推し進める必要があると指摘した。 年次報告に関しパリで発言するとともに、年次報告に添付されるサルコジ大統領あての書簡でコメントしたもの。 世界経済に対しては、新興市場経済の「底堅さ」が心強いとする一方で、不動産価格の下落や原材料コストの継続的な上昇、金融危機が実体経済に及ぶことをきっかけに消費が 予想よりも大幅に落ち込む ことなど、世界経済へのリスクがあると分析した。 さらに、経常収支の不均衡が続いていることが、為替相場の無秩序な調整へのリスクを高めつつあると警告した。 PR |
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