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# インフレという代償を支払う可能性
2008/10/19 06:44
 ブラード総裁(セントルイス連銀)の発言(17日)

   場  所  セントルイス
   要  件  ワシントン大学で行われたパネル討論会

 景気や信用危機が悪化するなか、連邦公開市場委員会(FOMC)は2008年前半に計4回とても積極的に利下げを実施し、現在のような状況に陥ることを念頭に置いた上での先制的なものであり

     見識は証明された

と指摘した上で、企業の連鎖倒産は恐らく回避されたとの見方を示した。

 また、最悪のシナリオは何かとの質問に対し

     企業の連鎖倒産

を引き起こすような最悪のシナリオの可能性はもはやなくなったが、市場はまだそれを十分に織り込んでいない。
 また、信用危機が続いている間もインフレを無視することはできないと述べた。

 わたしの懸念の1つは、のちに

     インフレという代償を支払う可能性

があるにもかかわらず、われわれが金融危機に焦点を絞り過ぎていることだと言明した。

 その上で、

      しかしインフレ抑制は今後も可能

だと思うとの考えを示した。
    

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