2010/02/27 12:22
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ストロスカーン専務理事(IMF)の講演 場 所 ワシントン 要 件 ブレトンウッズ委員会の年次会合 IMFは各国経済が他諸国にもたらすリスクをより巧みに察知し 各国中央銀行の役割を引き継いで 金融危機の初期段階に流動性を供給する必要があるとの考えを示した。 世界的な安定に影響を及ぼすマクロ経済と金融セクターの政策をすべて担う必要があると指摘。「重要なのは、システミックな安定を守るIMFの役割を強化することだと述べた。 IMFは、世界的な金融危機の前に資金が減少しており、加盟国はその妥当性に疑問を投げ掛けていた。 危機発生後はパキスタンやハンガリーなどさまざまな国の経済を救済し、加盟国も拠出を拡大している。 景気回復が進む中、IMFの役割の再定義に取り組んでいる。 ただ、アジア通貨危機において内政干渉ともいえる手法で強引に要求してきた過去の歴史を忘れるべきではなく、オールマイティな権限をIMFに与えるのは極めて危険だ。 欧米主導により利益を誘導する動きが見られることもアジア諸国にとっては問題となる日が来るかもしれない。 PR |
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