2010/06/26 08:17
|
グリア事務総長(OECD)は25日、週末にカナダのトロントで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議を前にロイターとのインタビュに応じ、欧州、およびその他の地域が再びリセッション(景気後退)に陥るリスクはないとの見方を示した。 多くの国が債務水準を引き下げるために財政を緊縮化させているものの、これにより欧州、およびその他の地域が再びリセッションに陥るとは考えていないとし 景気が二番底に陥るとはみていない と述べた。 欧州債務危機によりユーロ相場が下落していることについては、現在のユーロの水準は経済の実態をより適格に反映しているとの考えを示した。 また、現在の為替相場は、経済的な見地から見て 合理的なバランス が取れている。 特に中国の人民元に対してそうだと述べた。 また、中国が人民元相場の弾力性を強化するとの方針を打ち出したことに歓迎の意を表明した。 先行き不透明感、および中国の為替システムの硬直性が取り除かれたとの意味において歓迎するとも語った。 PR |
|
トラックバックURL
|
忍者ブログ [PR] |