2010/10/10 07:10
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カナダのフレアティ財務相の発言 記者団に対し 自由貿易を支持し、保護主義政策は回避するとの表明が求められる極めて重要な時期だと発言した。 この中には為替に関する保護主義的な政策も含まれると述べた。→ ranking 日本やブラジルによる為替介入、および米連邦準備制度理事会(FRB)が追加金融緩和に踏み切るとの観測が外国為替市場に混乱をもたらしている。 8日の市場では、ドルが円に対して1995年以初めて82円を割り込んだほか、7日にはユーロが対ドルで8カ月ぶりに1.40ドルを突破した。 フランスのラガルド財務相の発言 ワシントンで記者団に対して われわれが求めているのは平和であり、戦争ではないと語った。→ ranking ブラジルのマンテガ財務相の発言 20カ国・地域(G20)の会議で 1985年のプラザ合意 のような通貨管理に関する協定で合意するのは可能だとの見方を示したものの、ほとんどの財務担当相は具体的な解決策は示さなかった。→ ranking ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は ユーロが強すぎる と述べた。 一方で、中国人民元については 過小評価という表現では足りない と批判した。 ブラジル中央銀行のメイレレス総裁は、短期的には 通貨協定が実現する可能性は低い との見方を示した上で、最近の大きな相場変動は米国など先進国の金融緩和政策で生み出された 余剰の米ドルに原因 があると批判した。 ブラジルは好調な経済状況にあるが、他国の現状が良くないからといって、わが国が過剰な負担を負うことはできないと発言した。 ブラジルにはこうした不均衡から自国を保護する措置が必要だと述べた。→ ranking 野田佳彦財務相は必要な時には介入を含めて断固たる措置を取ると述べた。ただ、大規模に長期間にわたって一定の水準を目指すという性格ではないと続けた。→ ranking 中国人民銀行(中央銀行)の易綱副総裁はワシントンで7日、人民元相場の大きな推移は 社会的大混乱 を引き起こすとし、同国のアプローチは 緩やかなものになる と語った。 なお、人民元はこの日米ドルに対して1993年以来の高値に上昇している。 ただ、同国が為替相場の弾力性向上に努めると表明した6月からの上昇率は約2%にとどまっている。→ ranking PR |
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