シマトコ・エネルギー相（ロシア）の発言

　原油価格が現在の水準でも

　　　新規投資をすることは可能

であり、生産を抑制しないことについて石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）に謝罪するつもりはないと語った。

　ＯＰＥＣとコミュニケーションをとっていた時に何も約束していないとし、われわれが規則を守らないというのは正しくないものでありＯＰＥＣ対しては何も義務はないと語った。　

　ロシアは北極圏で新規油田開発を始めており、８月の石油生産は日量１０００万バレル近くに達し、過去最高を記録した。　

　一方では、ＯＰＥＣのバドリ事務局長は１０日、生産抑制においてＯＰＥＣ非加盟国のロシアからの協力が得られないことに懸念を表明した。
　　
　原油や天然ガスの埋蔵の発見が相次ぐ中、ＯＰＥＣの思惑通りに原油の生産が調整できるかは微妙な状況となっており、価格が高値で安定する動きになればさらに探査開発の動きが活発化し将来的には価格下放性を補強することになりそうだ。
　　　　
　　　

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