2011/01/01 03:48
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ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)のジム・オニール会長は29日に電子メールで配布したリポートで、韓国の経済と成長予想を考慮すると BRICs に加わる候補として同国の方が南アフリカ共和国よりもふさわしいとの見解を示した。 同会長が2001年にブラジル、ロシア、インド、中国の新興4カ国をBRICsと命名した。→ ranking ズマ大統領(南アフリカ)は、12月23日にBRICsの一員となることを正式に要請され中国の北京で4月に開催される第3回BRICs首脳会議への招待を受けた。 リポートでは韓国、インドネシア、メキシコ、トルコについて、それぞれ世界の総生産の約1%を占めていることから 成長経済にある と説明している。 世界銀行のデータによれば、南アフリカの経済規模は 2850億ドル(約23兆3800億円) で、BRICsの中で最も小さいロシアの4分の1にも満たない。 なお、韓国は8330億ドル、トルコは6150億ドル、メキシコは8750億ドルの規模がある。→ ranking オニール会長は、南アフリカがこれら4カ国(韓国、インドネシア、メキシコ、トルコ)に匹敵すると考えるのには無理がありBRICs諸国との比較は論外だと指摘した。 各国の持続的な成長や生産性の度合いを判定するゴールドマン・サックスの成長環境スコア(GES)に基づくと、南アのスコアは4.88で、181カ国中108位でしかない。 オニール会長によれば、韓国は7.48で米国やドイツを上回っている。 ただ、地域的なブロック経済として考えた場合の影響力の比較をすれば異なった景色が見え、北朝鮮問題によるリスク要因があり、こうした影響力の点から比較すれば妥当なのかもしれない。また、天然資源を世界的な経済へのインパクトとして利用する意図があれば、保有国と言うポイントが大きくなりこれを考慮に入れると韓国よりは南アフリカが妥当と言うことになるのかもしれない。 ←応援クリックをお願いします。 PR |
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