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2011/01/01 04:11
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ドイツの銀行最大手ドイツ銀行は10年 世界の社債引き受け業務 で順位を3つ上げて2位となった。 3年連続トップの米JPモルガン・チェースを追い上げた。 ドイツ銀の今年の引受額は 1760億ドル(約14兆3000億円) と拡大しシェアは全体の5.5%(09年 5.1%)に拡大、債券引き受け手数料は約16億ドルとなった。 なお、1位のJPモルガンは2120億ドルでシェア6.7%と、昨年からほとんど変わっていない。 債券の発行が減少する中、金融機関は引き受け業務のシェア争いを展開している。 2000年から07年までシェアトップだったシティグループが信用危機の影響で巨額の損失を計上したことも、ドイツ銀には追い風となった。 ドイツ銀は2月にクラフトフーズが実施した今年最大となる 95億ドル規模 の社債発行で引き受け業務を担当している。 またメキシコの携帯電話サービス会社 アメリカ・モビル が6月に実施した25億ユーロ(約2720億円)規模の社債発行も引き受けた。 社債引き受けで世界3位だったのは バンク・オブ・アメリカ(BOA)メリルリンチ で、引き受け額は1730億ドル、市場シェアは5.4%となった。 4位となったのは英バークレイズで、シェアは4.8%となった。 シティグループのシェアは4.6%で、少なくとも過去12年で最小となった。 なお、01年には12.4%のシェアを占めていた。 PR |
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