2011/05/16 18:35
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李稲葵委員(貨幣政策委員会 中国人民銀行)の発言(16日) 北京でのフォーラムで マイナスの実質金利 は近い将来、われわれの政策によって解決されるべきだと述べ、貸出・預金金利の 継続的かつ段階的な引き上げ を呼び掛けた。 さらに、プラス金利を維持することは中国経済が預金者のインフレ期待を抑制する上で基本的な必要条件だと指摘した。 また、今年の中国のインフレ率を平均4.2-4.3%と予想した。 なお、国内総生産(GDP)伸び率は9.3-9.4%との見通しを示した。→ranking 貿易黒字はGDPの約1.5%に当たる1000億ドル(約8兆1000億円)に減少する公算が大きく、元高を求める政治的圧力の緩和につながる可能性があると指摘した。 さらに、中国は資産バブルを防ぐために今後5-10年は 比較的引き締め気味 の慎重な金融政策を目指す必要があるとの見解を明らかにした。→ranking 政府が掲げる向こう5年間に年7%程度の成長率目標については 十分な雇用を創出 し投資家の要求を満たすには低過ぎると指摘した。 中国経済には、都市化や公共投資、消費が追い風となり 年平均9%の成長 を遂げる潜在力があると付け加えた。→ranking PR |
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