2010/06/06 06:30
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ハンガリー前政権の経済統計操作疑惑に関する調査委員会の代表 ミハリー・バルガ氏 は、5日、ブダペストで行われた同委の調査結果に関する記者会見でハンガリー政府当局者がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性に言及した発言は「残念だった」と述べ、同国政府は歳出を賄う能力ことについて「疑問はない」と述べた。 また、同国は財政赤字の対国内総生産(GDP)比率3.8%という欧州連合(EU)が設定した目標を引き続き達成する意向だと述べた。 前政権は 国家にうそをついていた とし、財政赤字削減目標の達成のため直ちに行動が必要だとの見解を示した。 なお、オルバン首相は、委員会の調査結果を協議するための緊急閣議を招集した。 ハンガリーもギリシャと同様の粉飾した国家財政に関する問題が表面化する可能性もあり注意が必要だろう。 週末の欧州の株価下落はギリシャの財政問題の根が消えていないことと言うより、拡大する動きが出たことに伴うものだが、G20での国内需要の拡大や金融機関への課税などの合意が、先に延ばされたことで資金供給が制限される動きが薄れたことで週明けの株価ユーロは上昇する見込み。 PR |
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