2010/02/22 18:07
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ルイス・ベーコン氏のリポート(19日付) ムーア・キャピタル・マネジメント (運用資産146億ドル) ギリシャの財政危機について、欧州連合(EU)当局が救済に動く可能性が高いため ギリシャのデフォルト を見込んでいないとムーア・マクロ・メーンジャーズ・ファンドの顧客向けリポートで説明した。 ギリシャ国債のイールドカーブ(利回り曲線)全体で金利が一様に低下した場合に利益が出るポジションを取っているという。 指標となる10年国債利回りは先週、32ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し6.46%となった。 なお、欧州の政治家らは 欧州諸国の苦境 に乗じて利益を上げようとすべきではないと資産運用担当者に警告を発している。 欧州最大のヘッジファンド会社 ブレバン・ハワード・アセット・マネジメント と同様、ギリシャ国債の相場下落を見込んで投資しているとの観測を退け、自社のポジション設定によって、2月に入ってパフォーマンスが損なわれていると説明している。 EUがギリシャ支援を約束しながら具体策を示さず、同国が財政赤字削減策を打ち出せない恐れがあるとの懸念が広がる中で、ギリシャ国債相場は下落した。 PR |
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