米国の４月小売売上高の減少が発表され、リセッション底打ち期待が薄らいだことから国債相場は上昇し、10年債利回りはほぼ２週間ぶりの水準に低下した。

　小売売上高が

　　　　　２カ月連続で減少

したことを受けて相場は反転に転じた。

　先週の取引では米国債の安全性を見直す動きから、利回りはほぼ６週間ぶりの水準に押し上げられていた。

　米国経済の景気回復がＶ字型の回復ではなくＵ字型に近いものとして考えられ、これまで市場が期待していた強い回復にはならない可能性があり、期待の大きかった分だけ売りが強まり、底値を揉み合う動きが当分続きそうだ。 　
　　　　

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