ＮＹ時間帯、外国為替市場では円が対ユーロで上昇し５週間ぶりの高値を付けた。
　また、米ドルも対ユーロで上げた。

　午前中発表になった11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が1974年12月以来で最大の落ち込みを記録したため、資金逃避先として円と米ドルに買いが集まった。

　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が16日の定例会合で政策金利をゼロ近くにまで引き下げるとの思惑が背景となって、週間ベースで円は対米ドルで５週連続上昇となり2004年12月以来で最長の上昇局面が続いている。

　　

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