ロンドン時間帯、外国為替市場では、円がユーロに対して下落し、一時は約１週間ぶりの円安・ユーロ高水準となった。

　20カ国・地域（Ｇ20）財務相・中央銀行総裁会議が

　　　　景気刺激の取り組み維持

で合意したことを背景に世界の株式相場が上昇し、相対的に安全な通貨とされる円の需要が後退した。　景気刺激策からの出口戦略実施には時期尚早との認識を示し、先進市場株の指標であるＭＳＣＩ世界指数は３営業日続伸となっているた。
　　　
　景気の底支えの流れが、株式市場におけるリスク意欲が高まり、円安を見込む動きが強まってきている。　

　円はカナダ・ドルやニュージーランド・ドルに対して大きく下落し、豪ドルは米ドルに対して１年ぶり高水準となった。　　
　　　
　　　

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