三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が14日発表した2011年4~9月期の連結決算は、純利益が
6960億円(前年同期比+95%)
だった。
6月にモルガン・スタンレーを持ち分法適用会社化したことに伴う会計上の
臨時利益(負ののれん代 2906億円)
が押し上げた。
与信関連費用の減少や国債などのトレーディング利益も寄与し、負ののれんの影響を除いた実質ベースでも14%の増益を確保したと報じられた。
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ひとこと 欧米の金融不安を背景とした取り組みとしては妥当だが、保有する預貯金等の規模から考えれば利益は少ないと考える。特に資金を投入した先の金融機関等の株価下落や保有ソブリン債券の価値低下を考慮すれば、今期の収益がどうなるか心配だ。
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