2012/04/28 07:05
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時価総額で銀行最大手 中国工商銀行 の1-3月(第1四半期)決算は 前年同期比+14% の増益となった。 ただ、融資条件を決定する能力が当局の景気刺激策によって抑えられ、利益の伸び率はほぼ3年ぶりの低さとなった。 27日の発表によると、純利益は 613億元(約7870億円) と前年同期の538億元から増加した。 なお、事前のアナリスト予想では617億元だった。 工商銀を含む国内のトップ3行は中小企業への融資を増やしている。 一方では、不動産や地方自治体の資金調達部門などリスクの高いセクターへの与信を減小することで、11四半期連続の増益の記録をさらに伸ばそうとしているようだ。 野村ホールディングスによれば、香港上場の中国8行の1-3月増益率は平均21%と、前年同期の約34%からの低下が見込まれる。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 人気ブログランキングへ ひとこと 中国の大手金融機関の収益は斑模様といったところだ。 中国の交通銀行が27日発表した1-3月(第1四半期)の純利益は 159億元(市場予想 153億元) だった。 なお、香港証券取引所への届け出によれば、不良債権比率は0.81%だった。 中国建設銀行の1-3月(第1四半期)は、純利益が 515億元(約6600億円) となった。 なお、アナリスト予想は530億元だった。 中国農業銀行の1-3月(第1四半期)純利益は 435億元 となった。 なお、アナリスト予想は425億元だった。 香港で発表した資料によれば、純金利収入は21.7%増の858億元であった。 PR |
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