アルミニウム生産で中国最大手
　　　中国アルミ（チャルコ）
の2012年１－３月（第１四半期）決算は、純損益が赤字となった。
　
　価格下落と燃料コスト増大の影響で、今年１－６月（上期）も赤字の公算が大きいとしている。
　
　上海証券取引所に届け出た資料によれば、１－３月の純損失は
　　　10億9000万元（約139億円）
だった。
　なお、前年同期の純損益は３億3120万元の黒字だった。
　
　売上高は19％増の336億元であった。
　
　世界的な景気減速による需要減退の影響で、アルミ価格は１－３月にロンドン市場で前年同期比12％下落した。
　
　チャルコは資料で、上期も赤字を見込むとし、その理由として
　　　アルミ価格が依然として安い水準
にあるほか、原材料と燃料コストが高いことを挙げた。
　
　
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ひとこと
　景気回復の道のりはまだまだ遠そうだ。
　　
　　　

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