武田薬品工業や第一三共は人間の免疫力を利用して副作用を軽減できるがん治療薬を投入、中外製薬などは関節リウマチ治療薬に力を入れるなど製薬大手が新型のバイオ医薬品を相次ぎ商品化することが明らかいなった。
　大手が得意とする化学物質の合成による従来型の薬では、治療効果の高い新薬の開発が難しくなっていることも追い風となった。
　また、主力薬の相次ぐ特許切れもあり、先行する海外大手などと連携してバイオ医薬品を収益の柱に育成することで生き残りを図っていく。
　
　　　

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