三菱マテリアルは省エネ家電やハイブリッド車のモーター用磁石に使う
　　　　希土類（レアアース）
を廃家電から回収・再利用する事業を始める。
　　　
　戦略物資であるレアアース素材は国内での需要が今後急増する見通しだが、調達先の中国が輸出規制を強化しているため茨城県の家電リサイクル工場で実証実験を始め、2014年までに事業化を目指し回収事業による国内調達で補うという。

　エアコンの圧縮機やドラム式洗濯機のモーターに多く使われ、製品の省エネ性能を高める
　　　　ディスプロシウム
と呼ぶ希土類を回収、磁石に添加することで高温でも高い磁力を発揮する効果がある。

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