エルピーダ（６６６５）は 産業活力再生特別処置法に基づく公的資金を申請する見通しと一部で報じられ、財務不安後退との見方から買いが先行したものの、買いが続かず黒線が出来た。

 　一目均衡表の雲は上向きの流れが止まり厚みを安定させ水平に向きを変えた。右端では間隔が狭くなって下縁（先行スパン２）が上向いた。

　取引は1,000－1,200円のボックス相場だが、上値の売りが優勢で値動きが乏しくなっている。目先、経営の方向性がはっきりせず環境が変化する可能性も乏ししため、利益を確保する動きが続くかは疑問が残るところ。
　
　買いが入れば1,460円付近まで買いあがるものの、売りに押されると雲の下縁割れまで売り込まれる可能性もあり安値は865円といったところ。
　

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