MBA住宅ローン申請件数指数(米　8月1日の週)

　MBA住宅ローン申請件数指数は

　　　　432.6　（前週比＋2.8％）

と3週ぶりに上昇し、2000年12月以来の水準に落ち込んた前週からわずかに改善した。

　新規購入指数は315.2（同＋1.8％）と４週ぶりにプラスへ反転した。
　借換指数は1121.8（同＋4.4％）と3週ぶりに上昇し、 00年12月以来の水準へと転落した前週を上回った。

　この時期、スターン・ミネアポリス連銀総裁が信用リスク継続の見方を示し、ショートカバーを誘ったとのＦＴでの発言があった。国際通貨基金（IMF）のレポートでも、信用リスクの悪化が継続する見通しを確認した。

　ただ、メリルリンチにシンガポールの政府系投資ファンドテマセクが出資するとの報道もあり、強弱ミックスとなっていた。
　

　全体の申請件数のうち、借換の割合は35.9％（前週　35.2％）と増加した。
　そのうち変動金利が占める割合は12.2％（前週　12.8％）に2週連続で低下している。

　
　なおMBA住宅ローン申請件数は個人の申請件数のみを扱い、却下される場合がある。
　また、個人が複数申請している場合もカウントされている。
　　　

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