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# AT&T
2010/06/12 10:54
AT&T
 (エイ ティ アンド ティ、AT&T Inc.、NYSE:T)
 本 社 サンアントニオ(テキサス州) 旧SBCコミュニケーションズの本拠
 AT&Tは、旧社名 The American Telephone & Telegraph Company の略。
 
 アメリカ合衆国最大手の電話会社。インターネット接続サービス等も提供
 である
    
 19世紀における米国の二大発明家であるグラハム・ベルが1877年に興したベル電話会社が前身、1885年に世界初の長距離電話会社として発足した。
 初代社長に就任した
      セエドア・ニュートン・ヴェイル
は「垂直統合」と「水平統合」と呼ばれる研究開発(ベル研究所)から機材製造(ウェスタン・エレクトリック)、市内交換から長距離交換までの独占を展開した。
 
 20世紀初頭、米政府との折衝の結果
     キングズベリー協定
により事業の独占権を認められるようになった。
 なお、規制された独占の状態は1970年代に始まる
     反独占訴訟(United States v. AT&T, 552 F. Supp. 131 (D.D.C. 1982))
の結果解体された。
 
 1984年1 月1日をもって、地域電話部門は地域ベル電話会社8社
     アメリテック
     ベル・アトランティック
     ベルサウス
     ナイネックス
     パシフィック・テレシス
     サウスウェスタン・ベル
     USウエスト
へ分離された。
 また、ベル研究所もAT&T本体から分離され、子会社の
     AT&Tテクノロジーズ(旧ウェスタン・エレクトリック)
の傘下に置かれ、AT&Tは基本的に長距離電話会社となった。
 
 特に長距離部門ではMCIやスプリント(現:スプリント・ネクステル)などの大手長距離電話会社が成長した。

 1990年代後半からは、大手ケーブル会社の
     TCI
     メディアワン
を買収、ケーブル施設を全国に保有し、その施設を通じた高速インターネット通信事業においても大手事業者となった。

 1995年には、1983年にAT&Tから分離された地域ベル電話会社サウスウェスタン・ベルが
     SBCコミュニケーションズ
に改名した。
 SBCコミュニケーションズは、1996年にパシフィック・テレシス、1997年にサザン・ニューイングランド・テレフォン、1999年にアメリテックを合併吸収して巨大化した。

 1996年には、機材製造・研究開発部門の
     AT&Tテクノロジーズ
をルーセント・テクノロジーズ(現アルカテル・ルーセント)としてスピンオフした。
 また、1991年に買収したNCR(買収後にAT&Tグローバル・インフォメーション・ソリューションズに改称)も、1997年にNCRとしてスピンオフした。

 2001年の企業再構築により、旧TCIのメディア部門であった
     リバティメディア
がスピンオフし、AT&Tは
     AT&Tワイヤレス
     AT&Tブロードバンド(ケーブルTV & ケーブルインターネット)
     AT&Tコンシューマー
     AT&Tビジネス
の四事業体制となった。
 このうちAT&Tワイヤレスは切り離され独立し、2001年から2004年までは
    NTTドコモ
が筆頭株主(16%)となるが、2004年にはSBCコミュニケーションズとベルサウスの合弁会社である
    シンギュラー・ワイヤレス
に買収されることになった。
 2002年には、AT&Tブロードバンドは、ケーブルテレビ事業大手の
    コムキャスト
に買収された。
 現在、AT&T本体に残るのは、昔からある長距離通信事業のみとなった。
 
   



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