スイスの銀行最大手ＵＢＳ グループは2014年の変動報酬の費用を圧縮した。
　
　同行は昨年、外為市場の操作を図ったとして制裁金を科された。
　そのほか、ボーナス減額も命じられていた。
　
　
　以前からの繰り越し分も一部含めた変動報酬の費用は
　　　28億スイス・フラン（約3400億円　前年比－6.7％）
となった。
　
　同行が10日、ウェブサイトで説明資料を公表した。
　
　繰り越し分を含めた今年のボーナス支給総額は明らかにしていない。
　
　
　ＵＢＳは外為市場操作を図った問題で昨年11月に
　　　制裁金　８億ドル（約950億円）相当
を科されたほか、外為および貴金属担当の行員のボーナスを減らすよう命じられた。
　
　
　米国司法省の調査は決着しておらず、司法省は調査の対象を顧客に販売した仕組み商品にまで拡大したと関係者が述べている。
　
　
　

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