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# 10年以降のギリシャ向け支援  1486億ユーロ(約15兆円) の約3分の1を拠出したIMFが救済に協力し続けるかどうかに疑問符
2012/11/14 05:44
 国際通貨基金(IMF)の
   ラガルド専務理事
はこれに異を唱えたため、10年以降のギリシャ向け支援
   1486億ユーロ(約15兆円)
の約3分の1を拠出したIMFが救済に協力し続けるかどうかに疑問符が付いた。
 
 ユーログループのユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)は13日ベルギーでのインタビューで、IMFとの意見対立は重大のものではないとの姿勢を強調した。
 
 この意見の相違は「本物の対立」はなく、IMFが協力を続けると「確信している」と述べた。
 
 ギリシャに関しては、目標先送りによって追加で
   最大326億ユーロ
の資金不足が生じると試算されている。
  
 
 
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ひとこと
 IMFとしてはフランスのラカルド専務理事の発言としてはポーズであってもプログラムの先延ばしには反対せざるを得ないだろう。
 
 IMFがアジア通貨危機において東南アジアの財政改革等に要求した行動と比較すれば余りにも甘い融資条件を実施しようとしているのは明らかだ。
 IMFの存在価値を疑わせるような行動が目に付き白日の下に曝されるのを意図的に回避しようとしたものでしかない。 
 
 
  
 

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