ユーロ圏財務相会合（ユーログループ）は12日
　　　ギリシャへの融資実行を未承認
としたものの、ギリシャに譲歩し、20日の臨時会合を設定して会議の幕を閉じた。
　
　これにより、財政目標達成の先送りを認めギリシャは資金を受け取ることができる見通しとなった。
　
　ただ、計画を２年先延ばしすることに伴って生じる
　　　追加の資金ニーズ
を埋める方法は見つかっていない。　
　
　財務相らはギリシャが財政赤字の国内総生産（ＧＤＰ）比目標を達成する期限を2016年と、２年先送りした。
　
　また、ギリシャ債務をＧＤＰの120％とする時期も20年から22年へとずらすことで同意したる。
　　
　
　
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ひとこと
　ユーロ内の問題はＩＭＦを巻き込まずにユーロ導入国で対応するのが筋だ。域外の他の機関に要請や支援を求めるようなプライドすらない状況を回避する努力すらないのは問題だろう。
　
　
　
　

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