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2008/12/17 22:55
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イングランド銀行が17 日公表した議事録で同行は今月4日に開いた金融政策委員会(MPC)で、全会一致で政策金利を 2%(1ポイント引き下げ) と1951年以来の低水準となるにすることを決めた。 キング総裁ら9人から成るMPCは、より大幅な利下げも検討したが、ポンド相場の過剰な下落を促す恐れがあったことから踏みとどまったことが明らかになった。 また、中期的なインフレ目標を下回る可能性が高いことを考慮すると、少なくとも 100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) の引き下げが必要だったと説明した上で、さらに大きな下げ幅もインフレ下振れリスクの程度によっては正当化された公算もあるとの見方を示した。 議事録はただ「金融市場は100bpの引き下げを織り込んでいたことから、より大幅な利下げが為替相場の行き過ぎた下落を引き起こすリスクがあったと指摘した。 信用市場における供給先細りへの対応で、政策金利は的確な政策手段ではないとの見解で一致したとし、市中銀行の資本増強と資金調達を保証する10月に発表された政府の包括策を基に、融資促進に向けた追加措置が必要となるだろうと強調した。 PR |
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