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2008/11/13 20:18
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欧州中央銀行(ECB)が 11月の月報を発表(13日) 世界的な金融市場混乱の悪化と拡大は、世界とユーロ圏の需要をかなり長期にわたって抑制する公算が大きいことからユーロ圏の成長率とインフレ率はともに低下が続くとの見通しを示した。 そのような環境に加え最近数カ月の商品価格の急激な下落を考慮すると、ユーロ圏の物価、コスト、賃金への上昇圧力もまた和らぐとみられると、トリシェ総裁の6日の発言内容を踏襲した。 ECBは1カ月弱で2回目の利下げを行い政策金利を6日、0.5ポイント引き下げ3.25%とした。 さらに、追加利下げの可能性を排除しないと表明した。 ECBの四半期調査によると、エコノミストらは向こう2年および長期のインフレ率と成長率予想を下方修正した。 ドイツ当局の13日の発表によれば、独経済は2四半期連続のマイナス成長となり、2四半期での収縮幅は少なくとも12年で最悪だった。 国際通貨基金(IMF)は09年のユーロ圏経済が0.5%のマイナス成長になると予想している。 エコノミストによれば、2008年のインフレ率は3.4%、09年は2.2%、10 年は2%と予想される。 8月時点はそれぞれ3.6%、2.6%、2.1%が見込まれていた。 5年間のインフレ率予想は1.99%(従来予想 2.03%)に下方修正された。 成長率予想は08年が1.2%、09年が0.3%、10年が1.4%にそれぞれ下方修正された。 PR |
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