時価総額でベルギー最大の銀行・保険会社
　　　ＫＢＣグループ
は、欧州連合（ＥＵ）監督当局が同社への公的支援を承認する条件として要求した資産売却プログラムの一環として、ＫＢＣ傘下の
　　　アブソルート・バンク
をロシア２位の民間年金基金の資産を運用する企業グループに
　　　10億ユーロ（約1120億円）
で売却することで合意したことが明らかになった。
　
　これにより、ＫＢＣが現在アブソルート・バンクに出資している７億ユーロ全額が返還されるほか、３億ユーロが支払われる。
　
　2008年末以降にリスク加重資産を少なくとも32％削減しており、売却手続きは来年４－６月（第２四半期）に完了する見通し。
　　
　
　
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ひとこと
　資金の移動が国家間をまたぎ活発化している。
　大航海時代からの権益を手放すように促したうえで支援を行うのであれば問題がないが、昨年の１１月開催されたＧ２０直後の日本のユーロ買い対応は余りにもお粗末だ。
　

　安部政権は国益を毀損した東日本大震災直後に首相が官邸で陣頭指揮も執らずに現地へ出向くなど政権側の動きで不条理な部分や経済性政策に過程で見られる多くの問題を内在した民主党の不合理な政治判断を徹底的に追及すべきだろう。
　　
　

　　

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