2012/12/26 07:18
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トランスネフチ transneft ロシア国内の原油幹線・輸出パイプライン(総延長は約5万2,857km)を独占的に保有・運営する企業で1992年に創業。 地域別のパイプライン運営子会社11社に加えて補修・整備等を担当する子会社11社で構成されている。 合併を繰り返し1993年8月14日に設立した。 トランスネフチの議決権付き株式はすべてロシア連邦政府が保有し取締役会メンバー9人のうちワインシュトック社長とシュコロフ副社長以外の7人がロシア連邦政府からの派遣。 なお、フリステンコ産業・エネルギー大臣がトランスネフチの取締役会会長を兼務している。 トランスネフチはロシア石油産業の「生命線」である旧ソ連時代からの既存の欧州向けの原油輸出パイプラインを受け継ぐとともに、バルト海沿岸のプリモルスクに積み出し港がある バルチック・パイプライン・システム (Baltic Pipeline System:) を新設し、輸送能力増強を図っている。 また、ロシアの原油輸出先の多様化を視野に入れて、東シベリア原油パイプライン建設プロジェクトも2012年12月25日完成した。 トランスネフチは自社の原油幹線・輸出パイプラインの 使用割当量 を各石油企業に対して認可する権限を持っているが。 ただし、パイプライン使用料金に関しては連邦料金庁の認可を受ける必要がある。 PR |
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