2014/09/16 03:31
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米国の金融大手 バンク・オブ・アメリカ(BOA) は、中国の電子商取引運営会社 アリババ・グループ・ホールディング の新規株式公開(IPO)に関与していない数少ない大手銀行の一つとして知られる。 BOAは、アリババのバリュエーション(株価評価)の近似値として最大株主のソフトバンク をベースに用いる仕組み金融商品を考案した。 アリババのパフォーマンスに賭ける投資を行うチャンスを投資家に提供している。 こうした事情に詳しい複数の関係者へのメディアの取材で明らかになったところによれば、インターネット関連でフェイスブック以来となる 大型IPOから利益を得る手段の獲得 を投資家が争う中で、BOAの仕組み商品は数百万ドルの手数料収入を同行にもたらした。 なお、非公開情報であることを理由に関係者が匿名を条件に語ったもの。 関係者によると、アリババはIPOに十分な注文が集まったため、予定よりも早く受け付けを終了する計画とのこと。 BOAはアリババ関連のような仕組み商品について、他の銀行と同じように個々の取引額の最大1%の手数料を投資家に請求した。 関係者によれば、電子商取引のJDドットコムのIPOに関与したBOAとUBS、バークレイズは、利益相反が生じるためアリババのIPOに関わることができなかった。 PR |
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