ネーションワイド・ビルディング・ソサエティの発表（28日）
　　　英国住宅金融４位

　８月の英国の住宅価格は、住宅ローンの貸し渋りやリセッション（景気後退）の見通しが、住宅購入意欲の低下につながり前年同月比でほぼ 20年ぶりの大幅低下となった。

　８月の平均住宅価格は

　　　　16万4654ポンド（約3300 万円）
　　　　　　　　　　　前年同月比　▲10.5％
　　
と、1990年10－12月期以来の大幅な落ち込みとなった。

　なお、前月比ベースでは1.9％の低下で、７月は同1.5％低下だった。

　約10年ぶりの高水準にあるインフレ率や景気の停滞、銀行による住宅ローンの貸し渋りを背景に、不動産相場は90年代初めの前回リセッション以来の大幅な落ち込みとなっている。　
　　　

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