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2008/07/10 18:45
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欧州中央銀行(ECB)の7月の月報(10日) ECBは、新たな金融政策スタンスが ECBの目標の達成に貢献 するだろうと言明し、7月の利上げがユーロ圏の物価安定を確保するのに役立つとの見解を示した。 これはトリシェ総裁の3日の記者会見の内容を踏襲した。 ECBは、中・長期的なインフレ期待をしっかりと抑え込むことを強く決意していると表明した。 6月に4%に達した高水準のインフレ率に対応しECBは3日、政策金利を0.25ポイント引き上げ4.25%とした。 なお、ECBの政策当局は食料とエネルギー高騰が賃金や製品価格に波及することを懸念している。 この月報では、インフレが物価安定と呼べる水準を大きく上回る状態は 従来予想よりも長期 に及ぶとみられるとし、引き続き今後の展開を非常に注意深く見守ると説明した。 景気については、ユーロ圏経済のファンダメンタルズは依然として健全」との認識をあらためて示した。 一方では、成長見通しをめぐる不透明感は 引き続き高い とし、景気下振れのリスクが存在するとの認識も示した。 PR |
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