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# 豪ラッド首相は今後中国リスクを考え、過度な中国寄りともいえる前首相の姿勢から軌道を修正
2013/07/02 19:48
豪ラッド首相は先週、与党・労働党の党首選でギラード氏を破り首相に返り咲いた。
 
 
 ギラード前首相の楽観主義を排し
   中国の需要減退
に伴う景気悪化リスクを指摘、それに対応していく上で自分が最善のリーダーだとアピールしたことが支持を集めた。

 
 ラッド氏は、中国に支えられた鉱業ブーム が終わればリセッションに陥る可能性があると注意喚起するよう、オーストラリア国立大学(ANU)のロス・ガーナー教授に促している。
 
 
同教授 はオーストラリアの駐中国大使を務めた経歴を持つ。
 
 
ラッド首相は少なくとも5つの声明で
   中国経済の鈍化
に伴うリスクを強調するとともに、野党・保守連合を 率いる
   トニー・アボット氏
の唱える政策は英国型の景気縮小を招くと警告した。
 

 フォード・モーターなどが豪工場での人員削減を進めている現在、ギラード前首相とスワン前財務相が強調した繁栄や雇用拡大の見通しよりもラッド首相のメッセージは 有権者にとって説得力を持つ。 
 
 
 
ひとこと
 資源国家の屋台骨が中国経済の回復力に掛かっているといった状況は好ましくない。資源は無限大ではない。資源があるうちに産業構造が定着できるかどうか...

 

 

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