2014/09/09 04:32
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イングランド銀行(英中央銀行)が5日、インフレと利上げ期待に関する四半期調査結果を公表、景気回復の強まりから 1年以内の利上げ を予想する英国の消費者の割合がここ3年余りの最大となった。 発表によると、回答者の49%が1年以内に政策金利が過去最低から引き上げられると予想した。 5月調査時の42%を上回り、55%だった2011年5月以来の高水準となった。 また、向こう1年のインフレ期待も増した。 英国中銀は4日の金融政策委員会(MPC)で政策金利を0.5%に据え置いた。 8月のMPCでは意見が割れ、2人の委員が雇用市場での引き締まりの兆候から利上げを主張した。 BOEの8月調査によると、向こう1年のインフレ率予想は2.8%と、5月時点に見込まれた2.6%を上回り、6カ月ぶり高水準となった。 なお、回答者が調査時に感じたインフレ率は3.4%だった。 7月の実際のインフレ率は1.6%。中銀はインフレ率目標を2%としている。 この調査は英中銀の委託を受けたGfK・NOPが2016人を対象に8月7-15日に実施した。 ブルームバーグが8月に実施したエコノミスト調査では利上げ開始時期は2015年1-3月(第1四半期)とみられるとのこと。 PR |
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