中国備蓄穀物管理総公司の発表（21日）
　　　　（China Grain Reserves Corporation）

　中国は、臨時備蓄穀物を市場ニーズに基づいて、穀物卸売市場で6回競りにかけた。
　今年市場調整のために行った保護買付総量の約10.6％を占めた取引総量は約434万トン、平均取引率は80％であった。

　これは臨時備蓄穀物の市場調整作用を十分に発揮するもので、穀物価格を安定させ穀物供給を保障した。


国家臨時備蓄穀物
　同公司が国家からの指名を受け、保護価格で穀物を買い取り、もしくは国家組織から穀物を輸入し、臨時で備蓄している穀物を指すしたもの今年6月1日～9月30日までに国の全体的要求に基づいて同公司は小麦の主な生産地である河北省、山東省、河南省、江蘇省、湖北省、安徽省の6省から、計4070万トンの小麦を保護価格で購入した。

　これは6省の総生産量の40％を占めるほか、商品穀物の生産量の80％を占める。
　市場調整のために保護買付を行うことにより、小麦の価格が保護価格以上で安定し、農民の積極性を保護することができる。
　

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