雇用コンサルティング会社
　　　　チャレンジャー・グレイ・アンド・クリスマス
が２日発表した５月の米企業の人員削減数は
　　　　３万８８１０人（前月　３万８３２６人）
と若干の増加にとどまり、経済見通しに対する企業の前向きな見方が強まっていることを示す内容となった。

　なお、４月の削減数は２００６年７月以来約４年ぶりの低水準となっていた。

　前年同月比では６５％減少しており、回復感はまだ出てきてはいない感じだ。

　全体の削減数が減少傾向にある一方、政府・非営利部門の人員削減は継続している。

　チャレンジャーによると、景気回復の恩恵が出始めている民間セクターと違い、多くの州・地方自治体では財政状況が悪化しているとの見方を示した。
　
　　　

[0回]