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# 米新築住宅販売:11月は約2年ぶり高水準、予想は下回る
2012/12/28 08:28
 11月の米新築住宅販売は前月比で増加し、約2年ぶり高水準となった。
 
 米国商務省が発表した11月の新築一戸建て住宅販売 (季節調整済み、年率換算)は
   37万7000戸(前月比+4.4%)
と、2010年4月以来の高水準となった。
 前月は36万1000戸(速報は36万8000戸)に下方修正された。
 
 
 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想で38万戸だった。
 
 新築住宅販売価格の中央値は24万6200ドル(前年同月比+14.9%)に上昇してきており、底離れが近づいている。
  
 新築住宅の在庫は11月末時点で14万9000戸(前月末14万7000戸)の若干増加傾向にある。
 ただし、販売に対する在庫比率は4.7カ月(前月4.9カ月)に低下した。
 
 
 
 米国の住宅市場はサブプライムローン全盛時代のようなブームの最盛期レベルに回復する可能性は低いが、住宅市場は順調に回復傾向を示している。
 
 地域別では全米4地域のうち2地域で販売が増加した。
 
 最も伸びたのは南部で21.1%増。北東部は12.5%増えた。
 一方、西部は17.8%減、中西部も12.5%減った。
  
 
 
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ひとこと
 米国内の地域格差で回復力はかなり異なっているようだ。
 ハリケーン被害のあった北東海岸部分やシェールガス生産で盛況な地域では販売が好調だが、旱魃の被害で生産量が低下した穀物生産地域は季節的な要因もあるが、回復力は鈍くなっている。
 
 
   

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