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2007/12/02 07:48
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中国が米国のルーベンジェームズ(フリゲート艦)やキティホーク(航空母艦)の香港寄港を11月に拒否した問題で米中軍事交流に微妙な影を落としているようだ。 香港誌「亜洲週刊」最新号によると、この入港拒否が中国側の単純ミスではなく、中国最高指導部が硬軟両様を用いて外交主導権を奪取しようとする新外交戦略に転じた結果との見方が出てきている。 中国当局がキティホークの香港寄港を拒否した後に許可した背景は、11月20日午前に軍トップである胡錦濤中央軍事委主席が召集した外務省、中央軍事委の幹部を集めた会議で決定した硬軟入り交じった揺さぶりによる新外交戦略の結果であると報じた。 中国外務省の劉建超報道官は、29日、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世が10月訪米時に議会でメダル授与されたことや米国が台湾へ武器売却を決定したことを挙げて米側を非難、寄港拒否の理由との見方を示した。 ワシントン・タイムズは米艦の香港寄港拒否問題が米ネット基盤製造会社のスリーコム社を買収しようとしている中国の華為技術有限公司の動きに影響があると報じており、米中両国の軍事交流に微妙なきしみをもたらし始めている。 PR |
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